左官塗り壁の素材選びや基礎知識

長崎で左官塗り壁リフォームはお任せ下さい！
こんにちは。長崎左官リフォーム職人の松下です。

本日は「塗り壁の素材や基礎知識」をご紹介させて頂きます。

左官塗り壁とは

まず塗り壁とは、近年では天然素材ならではの身体的な負担を和らげる安全性、調湿効果によりカビの発生を抑え消臭するといった機能性の高さや、左官職人の完全手わざによる趣のある風合いの再現などから注目され人気が高まっております。

最近では住宅の外壁や、室内の壁を全て塗り壁を施工するなどの需要も高まってきております。

塗り壁は住宅の外壁や室内の壁に施工される事が多く、左官職人が「コテ」を主に使用し、継ぎ目がなく美しい壁に仕上げていきます。

塗り壁は以前は大体の住宅に和室が作られていた事から、砂壁などの塗り壁が多く見受けられました。

ただ当時の塗り壁は壁をこするとザラザラした砂が落ちたり、湿気に弱いという点から塗り壁からビニールクロスに変えるという流れも来ておりました。

しかし最近の塗り壁の材料は、耐久性を上げるために身体に影響のない専用の樹脂が含まれている耐久性に優れた塗り壁材料が主流となった事で再注目されております。

塗り壁に使われる主な素材

塗り壁に使われる素材として最も代表的なものが「珪藻土」が多く施工されております。

珪藻土は基本的に、室内の壁に施工していく塗り壁となります。

珪藻土の主材料は植物プランクトンの一種で、珪藻の殻が海底に蓄積された土となります。

この珪藻土が室内の塗り壁に多く使用される理由としましては、住宅に使用されている材料からでる「ホルムアルデヒド」などの化学物質を吸収・分解に加え、湿気を吸収し快適な湿度に保ってくれる調湿性や、遮音性・断熱性に優れており、アレルギー体質の小さなお子様からお年寄りの方まで、安心して日常生活を送って頂くために特におすすめの塗り壁材となります。

珪藻土は専用の染料を混ぜ入れる事で、お好みのお色にして頂く事が可能です。

次に外壁などに施工される塗り壁材として代表的なものとして「ジョリパット」が多く施工されております。

こちらの塗り壁材は外壁専用の塗り壁材として作られており、砂などを塗料に混ぜ合わせ作られた外壁用塗り壁材となります。

ジョリパットはカラーバリエーションも１８０種類以上のカラーがあり、新築・リフォーム問わず施工可能です。

また耐候性に優れ、雨などによる汚れを長期間に渡り防ぐ事が可能です。

また外壁用塗り壁材という事で、耐火性・防火性に優れており、それに加え遮光・遮音などの機能も持ち合わせているため、太陽の紫外線の影響も受けにくいため外壁にはとてもおすすめの塗り壁材と言えます。

まとめ

今回、外壁・内装に使われる主な塗り壁材をご紹介させて頂きました。

塗り壁は機能性もさることながら、内装ではビニールクロスと組み合わせて施工することも可能なため、完全オリジナルの唯一無二の空間を作り出すことが可能です。

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