【必見】洋室の壁紙を塗り壁に変える方法
長崎で塗り壁リフォームはお任せ下さい!
こんにちは。長崎左官リフォーム職人の松下です。
本日は最近よくご相談を頂く「ビニールクロスを塗り壁する事が出来るのか」をご説明させていただきます。
昨今では住宅の作り方として、「自然素材の家」や「健康住宅」などに分類される、体に害のない素材として塗り壁などを用いた住宅も増えつつありますが、それまでは室内の天井や壁には壁紙と言われるビニール素材の仕上げ材が使われる事が主流となっておりました。
ビニールクロスの利点としましては、低予算かつ短い工期で仕上げられるという点や、色・柄共に豊富で使い勝手も耐久性も文句ない製品です。
その中で弊社にご相談を頂く方の中には、お子さんが何らかのアレルギーをお持ちの方や、カビの発生を抑制されたいとお考えの方など健康面に不安をお持ちの方からのご相談を多数頂く事がございます。
その中で塗り壁の利点としましては、塗り壁には代表的な珪藻土ですと「消臭効果」や「調湿効果」で空気の浄化や室内の湿気を調整してくれる効果があり、余分な湿気を吸い取る事でカビの発生を抑えてくれるなどの効果がございます。
次に詳しい施工方法をご説明いたします。
壁紙を塗り壁に変える施工方法
例えばこちらの事例でいきますと、壁にビニールクロスが張られております。
こういった壁紙を塗り壁にリフォームする方法としましては、メーカー推奨の施工方法としましては古い壁紙を全て剥ぎ取った上で下地処理を行い、塗り壁で仕上げるという施工方法です。
その中で壁紙を塗り壁にリフォームする際の、私共の考えとしましては「浮いてしまっている壁紙のみを剥ぎ取る」という考えです。
壁紙はしっかりとした施工がされていれば長い耐久性を持ち合わせており、簡単には剥がれないようになっております。
ではなぜ剥ぎ取らない方が良いかと言いますと、しっかりと接着されている壁紙までも剥いでしまうと、塗り壁の水分の影響で壁紙の裏紙が浮いてしまい、仕上げの塗り壁にポコポコとした浮きが発生してしまうためです。
そうならないためにも施工前に慎重に壁紙の接着状態を確認しておく必要性がございます。
塗り壁の具体的な施工方法
写真が変わってすみません。
ここからは壁紙を塗り壁にリフォームする具体的な施工方法をご紹介させていただきます。
まずはじめに行うかなり重要な施工として「施工する面の下地処理」となります。
壁紙に塗り壁を施工する際の下地処理としましては、浮きが発生している壁紙部分は取り除く必要がございますが、基本的には「カチオンシーラー」などと呼ばれる壁紙表面に塗り膜を作り固めてしまう下塗り材をローラーやハケを用いて厚く塗り拡げていきます。
これを塗る事で古壁と塗り壁の接着性が上がり、長い耐久性を保つことができます。
またシーラー材にはアク止め効果もあるため、塗り壁施工後に古壁からアクやシミが発生する事を抑える事が出来るため大変重要な施工となります。
下塗り作業が完了し、最低1日はしっかりと乾燥させることが重要です。
ここまでの作業が完了しましたら、仕上げとなる塗り壁材を左官職人さんが「コテ」と呼ばれる専用のヘラで塗り施工完了です。
まとめ
今回は多くのご相談を頂いている、壁紙から塗り壁にリフォームすることが出来るのかという点を解説させて頂きました。
これ以外にも塗り壁の素材選びや、性質などはまた別でご紹介させて頂きます。
また決してビニールクロスが悪いという事ではなく、もちろんビニールクロスと併用する事もございますし、お施主様ご自身の生活環境やお子さんからお年寄りの方までのお身体の状況によって塗り壁と壁紙を使い分ける事が良いかと思われます。
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